
タマどき!

タマどきという台を簡単に説明すると、JPSが生み出した沖ドキのパクリ台である。
沖ドキ同様ボーナス終了後32G以内が連荘のチャンスとなるが、有利区間は基本的にボーナス終了後78Gまで続き、32Gを抜けても78G以内はボーナスの引き戻しに大いに期待出来る(但し有利区間ランプが点灯している場合に限る)。

タマどきの一番深い天井は、通常0というモード移行時の一部で選択される1000Gとなる。
しかし厳密に言うと天井は「有利区間移行後」に設定されるので、ボーナス終了後78Gで有利区間終了 → 10G前後で有利区間へ移行 → 最深部天井1000Gを選択…という基本的な段階を踏んだ場合、データ機上の天井ゲーム数は約1090Gとなるので注意されたし。
また、後述するがペナルティで天井カウントがズレるケースが多々あるため、ボーナス終了後から自分一人で全部回したとかでなければ、1090G以内にボーナス当選する保証は無い。
なんならペナルティを重ね続けるとボーナス当選しないまま次の有利区間に移行してしまうだろうから、青天井という考え方も出来る。
…と、まぁそんな仕様ではあるが、解析を信じるならば有利区間移行後500Gを越えての当選は通常0確定となり、初当たり時80%でBIGが選択され、さらには高い確率で連荘モードに移行する。
つまりほとんどの有利区間搭載台がそうであるように、タマどきもハマリ台が強い傾向にあるため、前任者のペナルティを恐れず果敢に打ち始めた次第。
ちなみに打ち始めたのは閉店1時間前だったが、仮に有利区間移行後1000Gで天井当選した場合、有利区間の残り500Gしか連荘モードで消化出来ないため、これくらいの時間からでもベタピン放置店の宵々々々越し856Gなら攻めていいと判断した。

打ち進めていくと思惑通り宵々々々越し1090G付近でボーナス確定。
ハイビスカスランプがペカッた後、勝手に7図柄が揃う沖ドキトロピカルverを踏襲した流れからBIGスタート。
そして無事連荘モードに移行したようで、BIG消化後32G回すとREGが飛び出す。
とはいえ弱い連荘モードだとほとんどループに期待出来ないから、REG消化後連荘が途切れない事を願ってゾーンを回していく。
…するとどうだろう!

中段チェリー降臨(1/16384)
閉店30分前に引いたこの中段チェリーから、BIG → REG → BIGと繋がった。
そしてボーナス5連荘目のBIG終了後に1G連でBIGが飛び出し、ここで最終ボーナスの到来を伝える「いよいよこれでラストにゃ」のボイス発生。
コンサートホールのマスコットキャラクター・タマオがなんたら~…といった感じのあまりにも安直な歌を聞きながら閉店時間を迎える運びとなった。
ボーナス消化中の閉店強制終了ではあったが、あと10G足らずで有利区間を完走していたはずだから、ほとんど取りきったと考えていいだろう。
RESULT 投資250枚 回収1008枚 差枚+758枚

さて、タマどきはコンサートホール限定機種だが、実はタマどきと全く同じスペックで特定の系列店にしか導入されていない台が複数存在する。





「ベルシティ」、「どき!すろ」、「花娘」、「プレドキ!」、「ワンダーエージェント」、そして「タマどき!」。
この6機種はJPSオリジナルスロットの第二弾として世に放たれた台で、筐体や演出に違いはあれど中身は変わらない。

私はここにJPS史上最悪とされる《憤怒の罪》「走れメロス」を加え、これら7機種を総称して七つの大罪と呼んでいる。
今回の記事ではこれまでひた隠しにしてきたJPS大罪シリーズの攻略情報を全て明らかにしよう。
ペナルティについて
JPS大罪シリーズを攻略する上でまずはペナルティについて詳しく知る必要がある。
押し順ミスによるペナルティは無いが、純正ボーナスを入賞させてしまった場合は結果的にペナルティを科せられるので、これを解説していく。


上の図はタマどきの筐体に小さく表示されている純正ボーナスの入賞形である。
いわゆるゼロボーナスというやつだが、JPS大罪シリーズは他のAT機に比べ純ハズレ確率が非常に高く、ゼロボーナス入賞の機会が多くなってしまっている。
また、高齢者がやりがちな全リールにひたすら7図柄を狙いにいく打ち方をするとゼロボーナスが入賞する図柄配置となっており、避けなければならないゼロボーナスの入賞をむしろ手助けするような造りになっている。
有利区間搭載台はゼロボーナスが入賞すると、有利区間がリセットされるか削られるかするわけだが、おそらくJPS大罪シリーズはゼロボーナス入賞でも有利区間はリセットされない。
しかしゼロボーナスの消化に長いゲーム数を要するので(50Gくらい?)、ただでさえ少ない有利区間がゴッソリ削られる事になる。
ゼロボーナス消化中はAT抽選が一切行われず、天井カウントも進まないだろうから、ゼロボーナス入賞の度に天井カウントに大きなズレが生じる…というわけである。

他のAT機であればゼロボーナス入賞の際、ゼロボーナス終了までのゲーム数であったり払い出し枚数であったりを知らせてくれるが、JPS大罪シリーズは何の告知もされない。
適当打ちをしていると知らず知らずの内にゼロボーナスを消化していた…なんて事がままあるので、状態問わず毎ゲーム左リールにBARを狙う打ち方をしていただきたい。
それとJPS大罪シリーズはREゼロ同様に何のメリットも無い2枚掛け遊戯が可能であるが、2枚掛け遊戯をした際もやはり何の告知もされない。
2枚掛け遊戯を行うとおそらく天井カウントに1Gのズレが生じるので、これにも注意した方がいいだろう。
設定変更後や有利区間完走後は打つ価値無し

6号機の沖スロは有利区間リセット後もボーナス当選に期待出来る仕様になっている台がいくつかあるが、この解析を見る限りJPS大罪シリーズは有利区間リセット後1Gも回す価値は無い、というのが有識者の見解である。
有利区間ランプ継続点灯について

JPS大罪シリーズの有利区間ランプはリプレイランプの左横に位置している(画像一番左のランプ)。
有利区間ランプは基本的にボーナス終了後78Gで消灯するが、そこで消えずに継続点灯する事がある。
有利区間ランプ継続点灯後の当選データをいくつか集めてみると、ほとんどが500G以内に当選し、300G付近の当選が異様に多い事が分かった。

この結果から私は「有利区間ランプ継続点灯時の滞在モードは通常2」という結論を打ち出した。
有利区間ランプ継続点灯後500Gを越えての当選も確認したが、それは上で説明したペナルティによる天井ゲーム数のズレが影響しての事だろう。
通常2は連荘モード移行率が高いとされる挙動も実践データと合致しているので間違いないと思う。
どうやら私の地域でも「有利区間ランプ継続点灯後は300Gがゲロ熱」という所まで気付いた人は居たようだが、ペナルティの事までは考えが及ばなかったのか有利区間ランプ点灯状態の300Gヤメが目立った。
そういう台を打つと大抵早いゲーム数でボーナスを引けた。
なんならお座り1Gでボーナスが確定する事もあった。
まぁハマリ台と同じで有利区間ランプ継続点灯台も有利区間が残り少ない場合がほとんどだから、どうしてもリターンは少なくなる。
とはいえコイン持ちが良いからリスクとリターンのつり合いは取れているはず。
ちなみに私が実践した中で有利区間完走時の最低獲得枚数は320枚である(!!!!)

※ハイライトシーン:ボーナス消化中にタマオランプが点灯してBIGの1G連が確定、なおBGMの変化は無かった模様。
そんなわけで、タマどきの有利区間ランプが点灯している300G付近の台を拾い、ボーナスを引いて有利区間ランプが消えるまで打ち続ける立ち回りで私はこれまで幾ばくかのおいしい思いをしてきた。
皆様にも世界に点在するJPS大罪シリーズを見つけて同じ思いを味わって欲しい…そう切に願うばかりである。
模 倣 の 罪
こんなパクり台でも発注するのに莫大な予算掛かるってマ?
またレアな台をw
考察の鋭さにいつも感心します
七つの大罪は草
そもそもコンサートホールとかいうのが近場にない件
タマドキは沖ドキのパクリ台まで読んだ
有利区間完走で一撃320枚( ゚_゚ )
やべー匂いしかしない
社名がコロコロ変わるあのメーカーによく訴えられんな
デザインもゲーム性も真似てオリジナルスロットの発注受けるとかGODのパクリ台出すのとは訳が違うと思うんだが